鑑賞サポート
- 託児サービス
- (有料・定員制・土日祝を除く希望日1週間前までに要申込)
- 株式会社ミラクス ミラクスシッター
- 申込・問合:0120-415-306(平日9:00~17:00)
芸劇eyes
2024年2月2日(金) - 2月8日(木)
東京芸術劇場シアターイースト
1945年、オーストリアとハンガリーの国境付近の村レヒニッツに暮らす三姉妹のルイズ、アンナ、アビゲイル。彼女たちにとっての娯楽は、空想の旅に出ることだった。2月初旬、そんな三人に、近くのお城で開催されるという舞踏会への招待状が届く。夢のような招待にはしゃぐアンナとアビゲイルに対し、乗り気になれないルイズ。そこに隣人のヴィクターが訪ねてきて……。
2024年の日本、泉縫(いずみ・ぬい)と妹の伊緒(いお)の暮らす家。そこに、縫の生活を密着取材しているという自称YouTuberのサルタがやってくる。レンズを向けられ、縫もまんざらではない様子を見せる。サルタは、なぜ兄妹をカメラに収めるのだろうか……。
———ある日、二つの家庭のリビングルームが、一つの空間に重なってしまう———
交わった互いの生活は、果たしてどのように変化していくのか。
夢や、夢見る人々を描こうと思います。夢には時間軸が存在します。達成される前と達成された/されなかった後。むろんそれを見ているのは外側の人間です。つまり、夢見る人々を、外側から見るという行為が今、とても興味深いと感じています。それはきっと、夢を見ていたのに、現実を見ざるをえなくなった人を見ることにもなるのではないでしょうか。つまり演劇で繰り返し行われてきたことを、演劇を通して、描こうと思います。とても小さくてシンプルな演劇になるんだと思います。どうかお付き合いください。
ほろびて 細川洋平