日時
2025年10月30日(木) - 11月3日(月・祝)
10月30日(木)19:00
10月31日(金)19:00
11月1日(土)13:00/17:00
11月2日(日)13:00/17:00
11月3日(月/祝)13:00
◎ 受付開始は開演の45分前。開場は開演の30分前。
◎ 開場時間より、チケット券面に書かれている整理番号順にご入場。
それ以降は到着順に随時ご入場いただきます。
◎ 未就学児童はご入場いただけません。
2025年10月30日(木) - 11月3日(月・祝)
浅草九劇
消えた。
もうダメかな。
光るまで待ってみようか。
光らないかもしれないけどさ――
消えたもの。終わったもの。
そこにあったもの。
煌々と輝いているものではない、今や古びてしまったあらゆる。時間はいつだって流れ、もう消えてしまったなら立ち去るのがいいかもしれない。次の場所には、新しい出会いがいくつもあるのかもしれない。けれど。
けれど。見つめたい。通り過ぎてしまえるそこで、ここで、じっと。
消えてしまった、ものを、だったものを見つめる。
私はもう一度、それを見たいんだ。
不在と喪失を受容するまでの時間を描いた『公園まであとすこし(以下、公園)』という作品があり、その再演を考えていたのですが、自分の心が、その作品の全く別の側面を見たいというのです。過去に書かれた言葉を元に、あたかも目の前に、今あるかのように演じていく演劇という行為を、自分なりに押し広げてみる。発話や行いの中に、どのような形で今の社会に漂う不在や喪失が現れてくるのかを解明する。上演を通じて、思索そのものを行う。そこに、ふしぎで、切実で、しょうもない、人間の在り方が浮かび上がってくるのではないかと感じています。過去に作った『公園』を原案として作成した、新作を上演します。どうぞよろしくお願いいたします。
*ハンディキャップ割のお客様は障がい者手帳をご提示ください。
*車いすでご来場の場合はほろびて制作部までご一報ください。
*U-25チケットのお客様は受付で年齢確認のできる証明書をご提示ください。